書籍「ヨーギニー寺院 ~インド・シンボリズムへの旅」

「ヨーギニー寺院 ~インド・シンボリズムへの旅」は、近藤譲氏の著作で、2004年の刊行です。
近藤譲氏は、私の住む神戸市で中学校に勤めていた傍ら、日本南アジア学会に所属して、インドに通いつつ10年間独自の研究を進め、この書籍の刊行に至りました。現在は既に中学校を退職し、神戸の歴史を研究の中心にして、各区の講座等で教えておられます。
13年前の刊行の頃にも、私は三宮でお会いして、ヨーギニーの名称のリストなどのコピーをお預かりし、そのサンスクリットでの解釈などをメールに書いてお送りしたりしていました。

先月、その書籍の内容の大部分を公開・紹介し、購入の申し込みもできるWebサイトがオープンしました。

ヨーガのインストラクターや習っている女性が近年よく「ヨーギニー」と自称されますが、そういう方たちを指す「ヨーギニー」ではありません。ヨーギニー信仰は、いわゆる茶道密教的なもので、ヒンドゥー教の流れから言っても異端視されがちな信仰であり、知名度も低いために、一般の書店に書籍を並べても見向きもされないのですが、図版も豊富な力作です。ご興味を持たれたらぜひ一度、下記URLからご覧になってみてください。

「ヨーギニー寺院 ~インド・シンボリズムへの旅」

あれからまた約2年

二年近く経って、また春節が近づいている。
このところ、西暦の年末はおろか、和暦の年末にも、一年間を振り返って次の一年間の抱負を考えたり計画を立てたりする余裕がなくなってしまった。若いころは、いまよりずっと長い労働時間でも、そのくらいのことをしたり、あるいは友人によるの近況まとめや抱負を読んだりする余裕があった。また、合唱活動などに意識を振り分ける余裕があった。
今その余裕がないのは、仕事時間以外で、情報をチェックしたり勉強したりする時間が長くなっているためもある。周りに自分より詳しい人だらけの環境ではなくて、自分たち一人一人でスキルや開発を進歩させていかなくてはならない状況にあるから、ついついそうなってしまうのだ。
ただ、純粋にそれが理由というのではなくて、惰性という側面もある。チェックすると決めていたサイトのフィードをチェックするのだが、その内容を精査して絞り込んだりは長いことしていない。情報収集という名目で、必要な領域からかなり外れた情報まで見に行ってしまったりもしている。また、体力や健康を少し損ねているために行動のパワーが落ちている側面もある。いろいろな理由でそうなっているのだ。
若いころと比べると、昔は、労働時間が長くても、週末にはまとめてテレビを見ていたりしていたと思う。けれども、近年は、テレビは殆ど見なくなった。ニュースも、音楽番組も、バラエティも、クイズも、スポーツも、教養も、連続ドラマやアニメも滅多に見ない。せいぜい純邦楽をたまに見るくらいか。絵のようなものを描くこともなければ、楽譜を読み書きすることもなく、自分のサイトのコンテンツを追加することもほとんどなくなった。つくづく、何もしなくなったなと思う。
それでいて、本来のやるべきことが見事に消化されているわけでもなく、いろいろとToDoが溜まりがちになっている。

今度の春節以降はさらに、時間の使い道を業務関連周りに絞り込み、効率化を図っていきたいと思うところである。

あれからまた一年後の春節祭を終えて

今年も春節祭が終わり、いよいよ本格的な春が到来しそうだ。
この一年間は、結局人生上の大イベントは起きなかったものの、仕事上のスキル向上のプレッシャーに対峙しつつ、そしてそのための努力の方向性に問題があるのではないかと自問自答しつつ、練習と学習と情報収集の日々を送ってきた。
これまでの処、将来に向けて安心して胸を張っていられるだけのスキル獲得はまだ遠い先の話で、生涯勉強し続けるべき必要性は確定のようだ。

将来仮に、例えばIllustratorやPhotoshopから全自動でWebサイトが書き出されたりするようになったら、コーダーとしての私はお払い箱であるし、他の業務分野も自動化部分がどんどん増える可能性がある。同じ仕事の出来る人の数に比べて人手の必要な作業の量が減ったら、下手で遅い人から仕事が回って来なくなる。どう考えても、安閑とはしておられない。
現に、私が社会人になって最初の一年間に覚えた仕事には、20年近くたった今、この世にその職種も存在しないものがある。別の職務を覚えたからこそ、今も生きていられるのだ。
古代だったら、これほどまで急速に仕事が変わり続ける時代は、数百年に一度くらいの割で訪れるものだったのではないか。完全に隠居できるのが何十年後になるのかは分からないが、野垂れ死にの可能性も要覚悟である。

今年も春節を終えて

気分的に殆ど休まる感じのない西暦の正月から早くも一ヵ月。旧暦の春節のお祝いも、ゆっくり楽しむ間もなく終わってしまった。ライブや演奏会からも、暫く遠ざかっている。
確定申告やバラの冬剪定の時期なのはいつものことだが、今年は自宅の十年ごとの改修、火災保険の更新、そして職場の資格試験など、細々と面倒なことが多い。足元の仕事が落ち着いている時期なのが、まだ幸いであるが、難病が悪化する一方の両親のこと、自分の病気のこと、スキルの維持向上など、片づけることは当面続きそうだ。
そんな中でも、笛を吹いたり、仕事以外の本を読んだり、毎日少しづつでも気分転換の時を持てるのは幸せなことだ。それに加えて、軽い運動や庭園散策をしたり、一日を振り返って日記を付けたりする時間を持てれば、もっと充実感があって幸せだろう。

[情宣] 祈り Anjali ~鎮魂・復活・新生~

私の所属するインド系文化団体「つなぐ文化・ギータンジャリ友の会」が、下記の通り、チャリティイベントを開催いたします。

祈り Anjali ~鎮魂・復活・新生~有限なるものから無限なるものへ

インド舞踊へのいざない Part.35 / つなぐ文化・ギータンジャリ友の会 20周年プレイベント チャリティ

「祈り」チラシ画像

日時

● 2014年3月2日(日)
14:00開演(13:30開場)

会場

● 寝屋川市アルカスホール
定員348 名 (親子室7名)
・大阪府寝屋川市早子町12番21号
・TEL 072-821-1240
< 交通 >
・京阪本線「寝屋川市」駅より東へ徒歩約3分

予定プログラム

第1部 朗読/辻井芳暁
ジャズピアノ演奏/竹中真
第2部 インド舞踊/ RASA・MANJARI
マイム/清水きよし

出演者情報

● 竹中真 (MAKOTO TAKENAKA)〔賛助出演〕
国際基督教大学、バークリー音楽大学卒業。アメリカを拠点に広く内外で活動。バークリー音楽大学准教授、ボストンカレッジ大学、マサチューセッツ工科大学他、数校にて教鞭をとる。クラシック、民謡、童謡、民族音楽、讃美歌等を自由にジャズにアレンジ。東日本大震災直後、組曲「HUKUSHIMA」を作曲、南三陸町にて演奏。
● 辻井芳暁 (MITIAKI TUJII)
朗読を端田宏三、飛田薫、両氏に師事。日本ナレーション演技研究所研修科履修中。朗読劇団「言葉座」所属。
● 舞踊公演ユニット RASA・MANJARI
櫻井暁美とギータンジャリダンサーズ、カルラ・アジアンダンス・スタジオ、その他有志
● 清水きよし (KIYOSHI SHIMIZU)〔賛助出演〕
日本のマイム界の第1人者。‘67年から大野一雄、佐々木博康氏らに師事、’69公演活動を開始。ヨーロッパのマイムの流れを基に日本の伝統様式を融合させ、代表作「幻の蝶」は、能舞台での上演を初めとして127回、また「KAMEN」は、新しい仮面劇への試みであり通算156回の上演。今回は3度目の友情出演。
● 櫻井暁美 (AKEMI SAKURAI)
日大芸術学部、バロダM.S大学インド舞踊科卒業。本年6月、インド舞踊を始めて49年目。インド舞踊塾ギータンジャリ、櫻井暁美とギータンジャリダンサーズ主宰。
● 歓瑠羅 (KARULA)
「カルラ・アジアンダンス・スタジオ」主宰。‘92櫻井暁美師に入門、’97アランゲトラム(名取に相当)授与、’03独立、自身の教室を開設。
● その他の出演者 / 柴田元子(司会・語り)、杉山藍、高木香余、門雀知子、その他有志

参加費・チケット

● (前売) 一般 2,000円  小・中学生 1,000円  同伴幼児無料
※当日は500円増 ※本公演は、会員割引はありません。
※募金箱の全額は(公社)アジア協会アジア友の会を通じて、地震、津波、台風などの被災地支援に使わせていただきます。
● チケットのお申し込み・お問い合わせ先 /
・(公社)アジア協会アジア友の会(青木) 06-6444-0587
・櫻井 090-3994-4525
・岸 06-6956-3130
・カルラ 090-1718-2122
・天野 090-4288-7726
(※本公演は、ぴあ等での取り扱いはしていません)
● 振込先/郵便振替口座 00940-3-110059 口座名 ギータンジャリ友の会

運営情報

●主催/つなぐ文化・ギータンジャリ友の会
●後援/在大阪神戸インド総領事館、(公財)日印協会、(財)関西日印文化協会
●協力/(公社)アジア協会アジア友の会、世界をつなぐ民族文化の会、交野発国際親善の輪、徳島日印協会、名古屋毎日文化センター、JEUGIAカルチャーセンターイオン千種、協賛広告主の皆様

※ 下記Facebookイベントもご参照ください。
https://www.facebook.com/events/235286426648151/

静かな歳末

前の投稿から半年も放置してしまいましたが、どうやらお陰様で
今年も無事終わりそうです。

昔ほどではないにしても、結構忙しい年でしたので、やるべきこと、
やりたいことを正月休みまでに溜め込んでしまい、そのために、
どこにも遠出しない、ライブも行かない、正月らしいテレビ番組等も
一切見ないことに決めて、自室引きこもりを敢行しています。
……うーん、たかが一週間ほどじゃ終わらないんですが。
とりあえず、雑音を最小限にして、半ば缶詰め状態です。

8日は「黒インド古典」4周年イベントを聴いてきました

最初から最後まで聴きましたが、とても楽しいライブでした。
梅田のAggiというお店で行われるのですが、この日は2名ずつ4組が出演。主奏楽器は、シタールが2人と、サーランギーとスールスリンガールが1人ずつ。打楽器はすべてタブラー(キーは違うけれど)でした。
演奏順は、前半にシタールとタブラーの組み合わせが2組、後半に残りの日本ではなかなか聴けない楽器が登場しました。

バジャン会に参加しています

合唱団を辞めた最近は、その代わりにバジャン会に参加しています。
バジャンというのは、ヒンドゥー教やスィク教の讃美歌の一種で、礼拝の際に、会衆一同によって歌われます。その場の全員で神のために歌うものですから、本来、舞台芸術ではありません。私も、そうした宗教音楽の生の場に臨席しています。個人個人が我を出したり、毀誉褒貶を気にして歌うことが戒められる、祈りの場の音楽です。
ですが、時には芸術として、プロの音楽家によって舞台上で奏でられることもあります。

実はまだ旧暦の睦月でして

如月に入るのは、明々後日なのですが、日が長くなり、今日はいかにも春の、それも仲春の陽気です。
それだけに、「きさらぎ」の語源を「〔寒いので〕衣を更に着重ねる(=着更着・衣更着)」だとする説は、明らかに間違いであると思います。手元の広辞苑第五版にも、それは間違いって書いてありますし。
この辺りでは、梅は満開。様々な木々の芽動きが始まって、いかにも春です。
まだこれから猛吹雪が来そうな、まだまだ冬の地域があるのは知っていますが、近世より前、「きさらぎ」って言葉がもっと普通に使われていた時代の、日本の政治文化の中心は関西ですからね。

WEB制作の敷居って高くなったのかなあ?

私が自分の個人サイトを始めたころは、Windows 95 のブームに乗って、インターネットへの参入者が急増した時期で、本当に、簡単なHTMLだけでも、コードを書いて公開するのが恥ずかしくない時代だったと思います。
けれど、今や、関連分野がどんどん細分化されて、HTML / CSS / JavaScript だけでは済まない様々な知識分野が生まれて、入門者がそう簡単には、「恥ずかしくない」WEBサイトを作れない状況になっていると思います。対応すべき端末のサイズなども増えました。サーバサイドプログラミングやセキュリティ関連知識の重要性も高まっているでしょう。私の考えでは、WEB関連知識を一通り学ぶだけで、大学4年間を全て費やしても、まだ足りないのではないでしょうか。
しかし他方で、ブラウザの標準化で、クロスブラウザの問題は以前より小さくなっています。また、ただサイトを公開すればいいだけなら、無料で簡単にバラエティ豊かなページを作れることを謳うWEBサービスも出てきています。さらに、制作を支援するソフトも進化を続けてきました。
それを総合して、果たして、WEB制作を始める敷居って、心理的に高くなったのかどうなのか?それが気になるところです。